デザイン性に優れた通販カタログで訴求力アップ

小売業に革命を起こした「通販カタログ」

通販カタログの歴史は、
アメリカの西部開拓時代にまでさかのぼります。
1890年頃、現在、小売業全米第3位の
シアーズ・ホールディングスの前身となる
シアーズ・ローバック社の創業者であるシアーズと
ローバックの二人の青年経営者によってカタログを活用した
商品の提供が始められました。
開始後すぐにこのサービスは、セールスプロモーションの
新しい形として爆発的に広まり、
一時は同社を全米一位の小売業者にまで押し上げました。
その後、通販カタログという販売方法は全世界中に広まり現在に至ります。

「通販カタログ」は営業の代行

通販カタログの成功の要因はその購買を助長する
告知的役割といえるでしょう。
従来、セールスマンによって行われていた営業活動を
一冊の冊子に担わせ今まで決して届かなかった層にまで商品を
アピールする事を可能にしました。そのメリットの大きさは
その後の通販カタログの普及を見れば明らかです。
このように、通販カタログは当初より「営業の代行」として
捉えられており、その配布は、いわば見込み客一人一人に
営業担当を付けるのと同じ効果を持ちます。
このことはつまり、通販カタログの作り方次第で
商品の売れ行きが大きく変わることを意味します。

検索性、情報伝達性、デザイン性に優れた通販カタログで訴求力アップ

「営業の代行」である通販カタログを作る上で重要になってくるのが
その「検索性」「情報伝達性」「デザイン性の高さ」に注意を払うことです。
通販カタログを手にしたとき消費者は、掲載されたたくさんの商品の中から
自分の欲しいものを探すことになります。この時、探しづらい、分かりづらい、
などの不便を感じさせてしまうと購買意欲の低下に繋がります。
また紙面でしか商品を確認できない通販カタログでは、見づらい、解りづらい
などの不自由も購買を妨げる要因となってしまうでしょう。
そのため、欲しいものを探しやすい「検索性」や見やすい「情報伝達性」に
配慮をすることは訴求力をアップする大きなポイントとなるのです。

通販カタログ製作でデザインが果たす役割

こうした「検索性」「情報伝達性」などの通販カタログの
機能面のポイントを達成するためにデザインが果たす役割は非常に大きいです。
紙面を美しくデザインすることはそのまま、商品を探しやすく、見やすい
通販カタログを実現することにつながるのです。
さらにデザインのもうひとつの側面であるイメージの伝達の活用も有効な手段です。
商品に合わせて、色やトーン、紙質などを工夫しデザイン性を高めることで
消費者の興味を引き、欲求を喚起させ、購買行動へと繋げる事が可能になります。