信頼感を演出するには、まずパンフレットに掲載する内容を
正確で分かりやすいものにしていく必要があります。
例えば、物件情報を掲載するのであれば、その物件内部の状態や設備、
見取り図などの画像やレイアウトを工夫し見やすいものにしていきましょう。
また不動産投資などの商品の販売である場合、その商材のメリットを
デザイン化されたビジュアルで分かりやすく見せることで、
複雑な不動産投資への理解度が深まり、お客様からの信頼度が増すでしょう。
このようにデザインをさまざまに工夫し信頼感を演出します。

不動産会社のパンフレットでもう一つ重要なのが高級感の演出です。
先述したように、不動産会社があつかう住宅購入や不動産投資などの
商品は多くの場合、高額な取引が必要になってきます。
特に住宅の購入となると殆んどの人にとって人生に一度の一大決心です。
このような場面で、安売り広告のような扇情的に購買意欲をあおるような
デザインはかえって、お客様の不信感を招いてしまいます。
書体や色合い、紙質など工夫し高級感の演出をすることが必要です。
しかし、あまりにラグジュアリーで高級な雰囲気を演出し過ぎてしまうと、
お客様は「手の届かないもの」と感じてしまいかねないため、
高級感の中にも自分たちの生活感を重ねあわせることのできる
親しみを込め、人生の一大決心を後押しするデザインを心がけましょう。