イメージを大切にした環境事業のパンフレットデザイン

企業のCSR(企業の社会的責任)が環境事業を促進する

環境破壊が叫ばれて久しく、企業が環境問題に対して配慮することは当然という風潮が高まっています。
日本や世界の企業は環境と引き換えに豊かな経済社会を手に入れました。
しかし現在は自社の利益だけを優先するのではなく、社会全体をより良いものとすることで、
自社の発展に繋げようといった意識が強くなってきました。

そして、環境事業について取り組んでいる企業にとって、
環境事業のパンフレットは会社外に向けてCSRをアピールする有効な手段となります

環境事業のパンフレットのイメージカラー

森をイメージさせる「緑」
環境を訴える場合、分かりやすいイメージが森を連想させる緑です。
周りとなじみやすく、主張しない色であるため、デザインの中に組み込みやすい色でもあります。
環境事業をアピールするときに木や森のビジュアルイメージは必須と言っても過言ではありませんから、
パンフレット中のどこかには登場するでしょう。
ただし、緑は控えめな色ですから、効果的な色の配置をしなければ
訴えたいところがぼやけてしまう恐れもあります。
緑をイメージカラーに据えると落ち着いたイメージにはなりますが、
より良いパンフレットに仕上げる為にはデザイン力が必要なのです。

空・海をイメージさせる「青」
森と並んで多く使われる色に、青があります。
海もまた森と同じように、経済成長の犠牲となった自然環境の一つ。
そして青は、大気汚染やオゾン層などの問題と関わりがある大気・空も連想させます。
青は世界的に好感度の高い色と言われています。
寒色ですが、海や空を連想させる爽やかな青は温かい気持ちにさせてくれます。
緑と組み合わせたデザインにすることで、見ている人により地球を連想させることができ、
心地よくクリーンな印象を与えることができます。

デザインにグラフを取り入れる

環境事業に関するパンフレットには、文字や写真・イラストだけでなく
グラフをデザインに取り入れる例があります。
環境問題は目には見えないものですから、受け取る側の印象に残りにくい題材とも言えます。
もし、環境事業に取り組んだ成果が数字として現れたとき、数字を文章や表の一部にしてしまっては、
ぱっと見た時に読むことを面倒と感じられてしまう可能性もあります。
より分かりやすく読者に伝えたいと考えるならば、グラフとしてデザインすることをお勧めします。
グラフには棒グラフや折れ線グラフ、円グラフなど様々あり、
どれを選択するかによっても分かりやすさは変わります。
デザインのスペシャリストなら、より分かりやすいパンフレットの作成をお手伝いできるのです。