旅館やホテルの施設を魅力的に見せるパンフレットのデザイン

パンフレットを通して旅館・ホテルの良いところをアピール

有名観光地のような観光客がたくさんいるところでも、旅館やホテルの営業合戦は熾烈を極めています。
放っておいてもお客さんが来てくれる状況ではないため、様々な方法を駆使してアプローチすることになるでしょう。
インターネットサイトも効果的ですが、まずはサイトにアクセスしてもらわなくてはいけません。
その点紙のパンフレットだと、旅行会社の店舗や街角に置かれていると自然と手に取ることもあるため、有効な宣伝方法だと言えます。
ただ同様の戦略をとっている旅館やホテルは多く、施設面での強みや独自のキャンペーンなどを前面に押し出すことが大事でしょう。
紙デザインスキルも重要な意味を持ってきます。
温泉の場合は、具体的にどのような大浴場、貸し切り風呂があるかを書き、露天風呂付客室の有無も明記してください。
さらに泉質も大事ですし、食事についてもその季節に応じたものを紹介するようにしましょう。
温泉や食事は写真が非常に重要になるので、プロに撮影してもらったものを掲載すると良いはずです。
その他、独自の催し物や魅力的なサービス(チェックアウト時間が昼の12時まで、お土産券2000円分進呈など)も明記してください。

宿の利用者が求めている情報を提供することが大事

ホテルや旅館を利用する人が求めている情報というと、施設に関するものがあるでしょう。
例えば出張のサラリーマンが多いビジネスホテルだと、もしホテル内にあればコインランドリーや大浴場の紹介をするべきです。
利用可能時間も書いておくととても親切です。
紙デザインをする際に考えるべきことは、写真の重要性についてです。

魅力的に見える写真を掲載するとそれが強みになり、それ目的の利用者も増すことが予想されます。
宿の利用者の大半はリピーターではありませんので、施設の情報を分かりやすく説明し、尚且つそれで得られるメリットを書き、興味を持ってもらいましょう。
そして価格や部屋の説明など、これらも一見して理解できるくらい分かりやすく掲載すべきです。
写真と色、文字などの配置バランスを意識して紙デザインをすることで、素敵な旅館などのパンフレットができあがります。
せっかく魅力的な施設やサービスを誇っていても、紙デザインスキルが劣っていることで集客に結びついていないのなら…とてももったいないことでしょう。